本日行いました、練習試合VS駒澤大学(三部1位)の
試合結果についてご連絡致します。
× 本院 56 ①14ー20 88 駒澤大
②16ー24
③13ー17
④13ー27
で負けました。
<主将 金城>
本日は新チームになって初の練習試合でした。
本院の目標は1対1で相手を抜き去り得点に繋げていくことでした。
全員出場しチャレンジした結果、
通用した部分が各々見つけることができたと思います。
反省点としてドリブルからの1対1が多くなってしまったこと、
スペースを広げることだけしかできず、
オフボールの裏へのカットやボールの貰い方への
欠如が見られたところです。
また昨年度三部1位の駒澤大学さんとの差は得点力でした。
確率を上げるために練習を積み重ねていきます。
<志津コーチ>
【狙い】
◆ボールマンを基点にしたファンダメンタル
・ボールマンのためのゴールライン
・ディフェンスが収縮したらシュート
・個人で勝てないならチームプレイ
・カバーに対してキックアウト
・NO3P&NOアタックのボールマンディフェンス
◆タイムシェア
・全メンバーで力を合わせる事で成長機会を最大化
・出場時間が少ないからこそプレイの質を高めて結果を残す意識を醸成
【良かった点】
◆ドリブルドライブの成功
ほとんどのメンバーがオフェンスの基本である
ドリブルドライブでのアタックを成功させました。
ただし、フィニッシュに行けなかった時のプレイ(ステップ・ターン)は練習不足でした。
◆3Pシュートの試投数
確率は15%でしたが、3Pシュート本数を
26本まで増やす事ができました。
メンバーによっては50%で、1投が1.5点の価値のあるシュートを
放てました。
対して駒澤大学さんの3Pについては、
メンバーは限られていましたが、本院よりもずっと高い精度でした。
◆全員の活躍
昨年度の試合において出場時間の少なかった選手も、
駒澤大学さんに対して1つ以上の良いプレイを残せました。
ボール運びをしたり、リバウンドを取ったり、些細な成功ですが、
本人やチームにとっては大きな成果でした。
【反省点】
◆アタック前のミス
アタックして初めてオフェンスは成立しますので、
アタックの手前でミスをする事は自滅を意味しています。
そのミスが目立ちました。最も反省しなくてはなりません。
◆トランジション
1対1はハーフとオールで比較すると、
オールの方が勝負しやすいものです。
ブレイクも1対1の延長にあるので、
ディフェンスでボールを獲得したらすぐさまアタックします。
それがダメならパスをして違う角度(レーン)で
アタックする(チームプレイ)ことこそが、
スリーメンの本質であったりします。
本院の譲れない部分でしたが、
今回はブレイクの本数が少なく、ハリーバックも遅く、
駒澤大さんに走られてしまいました。
◆チームディフェンスに対する応用
相手は、本院の1対1に対して、
カバーディフェンス(チームディフェンス)をしました。
逆にそれは1対1における立派な成果と感じております。
ただし、その後のキックアウトやボールキープの質が低く、
カバーによって簡単に
ボールを失うシーンがありました(アタック後のミス)。
◆リバウンドルーズ
シュートを高い確率で決められればオフェンスリバウンドの必要性は
低いものです。
しかし現状のシュート率では失投数が多く、
それに対してリバウンドを想定以上に獲得できませんでした。
かといってリバウンド環境を整えるためにシュートセレクションを
調整するものでもありません。
圧倒的に攻守ともにリバウンド参加数が少なく、
ボックスアウトなどのポジショニングにおいてはフィジカルで質的にも負けてしまいました。
◆ボールマンディフェンス
ドライブについていけた印象はありますが、3Pを多く打たれて、
決められてしまいました。大きな反省点です。
【今後】
32点差をつけられてしまい、リベンジが果たせず、
大変悔しい思いです。
しかし、チームオフェンス・スクリーンプレイ・チームディフェンスの練習をしていない中で、選手たちは試行錯誤し、
チームとしては1つの明確なベクトルに向かえたと思います。
次回は3月1日(日)に行います、
練習試合VS玉川大学(三部6位)です。
10時45分トスアップで本院にて行います。
お忙しいこととは存じますが、ご声援の程宜しくお願い致します。
学習院大学籠球部2年 安藤良晃